カラー・ダイヤモンドの色の起源、黒蝶真珠の鑑別には不可欠です。
ルビー、エメラルド、アレキサンドライトなどの天然・合成の判断などにも有効です。宝石鑑別には必需の
分析機器です。
ヒスイの樹脂含浸処理の看破に必要不可欠です。
また、ダイヤモンドH1b,H1c等の検出(照射処理の看破)に優れています。
積分球を装着しているので操作性に優れており、脇石や多数個セッティングされた宝石の検査に有効です。
ダイヤモンドのタイプ分類には必要不可欠です。
ダイヤモンドの鑑別の他、水晶類の天然・合成の鑑別の他、各種宝石類の同定にも有効です。
本機種はSN比に優れており、コランダムの加熱の履歴の検査に必需です。
物質を構成する各元素のX線に対する透過性の相違を応用した分析装置です。
ダイヤモンドと類似石の鑑別や真珠の有核・無核の検査に有効です。近年ではブラック・ダイヤモンドのジュエリーにモアッサナイト等の類似石が混入した事例が急増しており、これらの看破には不可欠な分析手法となっています。また鉛ガラスが含浸されたルビーの鑑別にもきわめて有効です。
元素分析による各種宝石鉱物の同定を行います。パライバ・トルマリンの銅の含有量のチェックには不可欠です。また、蛍光X線分析による微量元素の解析は、ルビー、サファイア、アレキサンドライト、エメラルドおよびオパール等の主要宝石の天然・合成などの鑑別に有効です。特に、標準的な鑑別手法では困難な合成ルビーの鑑別には極めて有効です。本機種はきわめて高感度で、さらに微小領域の測定が可能なゆえ、セッティングされた脇石の分析にも対応が可能となります。
細く絞ったレーザー光線(488nm)アルゴン・レーザー)を走査して、宝石内部のごく微細な構造や欠陥を散乱像あるいは蛍光像として捕らえることができます。
中でもルビー、サファイアの加熱の履歴を検査する上では非常に有効な手法として国際的にも高く評価されている分析技術です。世界に先駆け1984年に全宝協が初めて宝石検査の分野に導入し、継続した研究を行ってきたオリジナル分析装置機器です。
試料表面に数十ミクロンに絞った266nmの紫外線パルスレーザーを照射しアブレーションする際に発生するプラズマ発光を分光器で分光することで多元素の同時分析を行います。多くの元素がppmレベルの検出限界を示し特に軽元素は水素から測定可能でLA-ICP-MSでは測定不可能な元素の分析に有効です。コランダムのBe拡散加熱処理の看破、各種宝石の原産地鑑別、有機物の炭素/水素比、時間分解能の高さを利用した垂直方向の層状元素分布分析に有効です。
固体試料表面に波長の短い高エネルギーのレーザーを照射し、蒸発・飛散した粒子をさらに高周波プラズマでイオン化し、その質量を分析することによって構成成分の定性、定量を行う手法です。重元素を超高感度(10億〜100万個中の1個レベル)で分析することができます。主にREE等重元素の定量分析に用います。
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